【場況】 金は続伸。金は小幅続伸となったニューヨークと円安を受けて買い優勢で始まった。 夜間取引で1万0696円まで値を上昇し、先限の最高値1万0734円に近づいてい ることで買い警戒感が強まったうえ、ドル建て現物相場が上げ一服となったことで上げ 幅を縮小。その後の上値は抑えられている。出来高は4万7000枚台(標準)に達し ており、売買が活発化している様子を示している。 銀は小口の売りが出た先限が小幅安となった。 午前11時2分現在の前営業日比は、金標準が24〜37円高、金ミニが19.5〜 34.0円高、ゴールドスポットが65円高、銀が1.8円安。 午前11時2分現在の出来高は、金が4万7257枚、金ミニが5938枚、ゴール ドスポットが9357枚、銀が3枚。 【中国の旺盛な需要が金を下支え】 NY金はドル買いの動きが上値を抑制する要因になりながらも年内の利下げ着手観測 に支えられ、中心限月の6月限は2200ドル前後を高下するなど高値圏での往来が続 いている。一方、中国では安全資産としての金需要が旺盛で、香港統計局によると、香 港経由の金輸入量は1月には76.248トンを記録。2月には前月比45%減の4 5.297トンまで縮小したことが明らかとなっているが、その一方では中国の中央銀 行である人民銀行の金需要も旺盛でワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)による と、人民銀行の金保有量は16カ月連続で拡大しており2月には7258万オンス( 2257トン)に達している。 今週末はグッドフライデー(聖金曜日)で商品市場が休場となることから、2月の米 個人所得・支出(PCEデフレータ)が強気の数字になることを警戒し、転売が出やす い状況にあるが、ニューヨーク金は旺盛な中国の需要に下支えられる可能性がある。 金先限は夜間取引で1万0696円まで上昇した。ニューヨーク高や円安が買いを支 援した。円相場は1ドル=151円台後半までの円安となった。銀先限は118.5円 に下落した。 【ドル建て現物相場】 金のドル建て現物相場は、下落。きのうの海外市場では、欧州時間にユーロ高に支援 され、2199ドル台まで急伸した。ニューヨーク時間の取引開始後に上げ幅を削った が、2172ドル台で買い拾われ、2178ドル台に戻した。アジア市場では、日本時 間の午前9時頃に2180ドル乗せとなった。しかしドル堅調から2173ドル台に軟 化。 午前11時現在、2175.10ドルで推移。銀は2436セントで推移。前営業日 の大引け時点は金が2173.39ドル、銀が2463セント。 MINKABU PRESS
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