金・銀市況＝金は続伸、現物相場の上値の重さで上げ幅を縮小も小高い

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貴金属の相場表（帳入値と前営業日比）
　　　　　　   2024/04          2025/02    ドル建て現物価格 15:15 現在
金　        10,621    +45    10,620   +38　　： 2,178.57    +5.18
銀　         119.0    0.0     118.5  -1.8　　： 2,447.00   -16.00
プラチナ     4,407    +37     4,412   +19　　：   906.59    +1.79
パラジウム   5,000      0     5,000     0　　：   991.80   -13.48
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　　　　　　15:15 現在　前営業日比　　　　　　　 15:15 現在　 前営業日比
ドル・円相場    151.68   +0.30　　ユーロ・ドル相場　　 1.0828  -0.0020
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【市況】
　金は続伸。金はニューヨーク小幅高と円小幅安を受けて買い優勢で始まった。買い一
巡後、ドル建て現物相場が上げ一服となったことで上げ幅を縮小も先限は正午前、４３
円高で小じっかりと推移。午後は現物相場の上値の重さで上げ幅を縮小も３８円高で小
高く引けた。
　銀は小口の売りが先行した先限が１．８円安。先限以外は出来ず。期近６月限は帳入
値が２．０円安。
　前営業日比は、金標準、金ミニが３７〜４５円高、ゴールドスポットが４８円高、銀
が２．０円安〜変わらず。
　推定出来高は、金が５万４１４１枚、金ミニが６８０９枚、ゴールドスポットが
１万０７２６枚、銀が３枚。
【金は小幅高ながら強気相場維持、米ＰＣＥの見極め必要】
　金先限は続伸。値位置が上がっているため、２ケタの上昇は小幅高だが、強気相場を
維持。今月２５日の安値１万０５０４円が押し目と底となり、再上昇。今月２２日につ
けた先限の上場来高値１万０７３４円が射程圏内。新規売りは踏み上げ相場に巻き込ま
れるリスクあり。２９日発表の２月の米個人消費支出（ＰＣＥ）デフレータの見極めが
必要。夜間取引の中盤中心に商いが活発化し、標準の出来高が５万枚超えとなるなど活
況だった。取組高の増減を確認したい。
【ロンドン＝現物相場】
　金のドル建て現物相場は堅調。きのうの海外市場では、欧州時間にユーロ高に支援
され、２１９９ドル台まで急伸した。ニューヨーク時間の取引開始後に上げ幅を削った
が、２１７２ドル台で買い拾われ、２１７８ドル台に戻した。アジア市場では、日本時
間の午前９時頃に２１８０ドル乗せとなった。午前中、ドル堅調から２１７３ドル台に
軟化。午後になり、ドル高一服で２１７９ドル台に再上昇場面になっている。、
MINKABU PRESS

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