NY原油市況=小幅続落、玉整理主体のなかEIA週報を嫌気して

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)

              始 値     高 値   安 値  帳入値   前日比
  2024/04     81.29      81.71      80.55      81.35      - 0.27
  2024/05     80.71      81.10      79.99      80.78      - 0.26
  2024/06     80.12      80.48      79.43      80.19      - 0.24
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
    516,818             566,804              1,775,565   (+ 13,051)
                    帳入値  前日比
ヒーティングオイル  2024/03     259.86    - 2.32
                   2024/04     260.25    - 1.34
改質ガソリン        2024/03     268.47    - 1.59
                   2024/04     267.19    - 1.34
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油は小幅続落。終値の前営業日比は期近2限月が0.27〜0.26
ドル安。その他の限月は0.24〜0.06ドル安。
 今週は四半期末に当たる金曜日がグッド・フライデーで祝日となることもあり、それ
を控えて玉整理主体の展開となり、商いは盛り上がらず値動きも抑えられた。米エネル
ギー情報局(EIA)の週報で、予想外に原油在庫とガソリン在庫が増加していたこと
で下振れしたが、ダウ平均株価が上昇したことで下げ幅は抑制されて、帳入れ後は小幅
高水準まで戻した。
 またウクライナのドローン(無人機)攻撃を受けて、ロシアの製油所の稼働停止が全
体の生産能力の14%に当たる日量90万バレルに達していることが報じられたことは
支援材料。
 5月限は、アジアの時間帯の時間外取引で81ドル台前半から80ドル台後半まで軟
化したが、欧州の時間帯の序盤にこの日の安値となる80.55ドルを付けると反発に
転じて、米国の時間帯の前半には81ドル台後半まで上昇した。その後EIAの週報の
発表後は81ドル近辺までいったん下振れしたが、後半は再び81ドル台後半まで戻し
てこの日の高値となる81.71ドルを付けた。
 米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、原油在庫が増加していたものの、
前日の米石油協会(API)の週報で原油在庫が急増していたことで、それほど弱材料
視されなかったが、ガソリン在庫が予想外に増加していたことが弱材料視された。
 なお製油所への原油投入量は日量平均1590万バレルまで増加して、製油所稼働率
は88.7%まで上昇した。

 ロイター通信によると、ウクライナのドローン(無人機)攻撃を受けて、ロシアの製
油所の稼働停止が全体の生産能力の14%に当たる日量90万バレルに達している。
 稼働再開は製油所によって4月末、5月末になるとみられている。
 改質ガソリン、ヒーティングオイルともに期近の主要限月が続落。ともに期近から下
げ幅が大きくなり、クラックスプレッド(製品と原油のサヤ)が縮小した。

米EIA週間石油在庫統計(バレル・前週比)
原油   +316.5万(4億4821万)
ガソリン +129.9万(2億3207万)
留出油  −118.5万(1億1734万)
(クッシング地区)
原油 +210.7万(3354万)
*()は在庫総量
今日の材料
・ウクライナのドローン(無人機)攻撃で、ロシアの製油所の生産能力の14%が稼働
 停止。
・米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計
・原油在庫は前週比933万7000バレル増
・ガソリン在庫は同443万7000バレル減
・留出油在庫は同53万1000バレル増
・クッシング原油在庫は239万2000バレル増
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