金・銀市況＝金は続伸、終盤にドル建て現物相場の反発から上げ幅を拡大

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
貴金属の相場表（帳入値と前営業日比）
　　　　　　   2024/04          2025/02    ドル建て現物価格 15:15 現在
金　        10,704    +83    10,689   +69　　： 2,196.03   +17.46
銀　         119.0    0.0     120.0  +1.5　　： 2,459.00   +12.00
プラチナ     4,398    - 9     4,400   -12　　：   902.34   - 4.25
パラジウム   4,800   -200     4,800  -200　　： 1,003.23   +11.43
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　　　　　　15:15 現在　前営業日比　　　　　　　 15:15 現在　 前営業日比
ドル・円相場    151.37   -0.31　　ユーロ・ドル相場　　 1.0821  -0.0007
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【市況】
　金は続伸。金はニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現
物相場の軟調に上値を抑えられたが、先限は正午前に６０円超の上昇で推移。午後は高
もちあいで推移後、終盤にドル建て現物相場の反発から上げ幅を拡大し、一時８０円超
の上昇となった。
 銀はニューヨーク高を受けて期先２本が上昇した。期近中は出来ずだが、帳入値は
変わらず〜１．３円高。
　前営業日比は、金標準、金ミニが６９〜８３円高、ゴールドスポットが７６円高、銀
が変わらず〜１．５円高。
　推定出来高は、金が４万４１６４枚、金ミニが５１９２枚、ゴールドスポットが
９４２２枚、銀が３枚。
【金先限は上場来高値を意識する値位置】
　金先限は続伸。終盤に１万０７０１円まで上昇。前日の高値１万０６９６円を上抜
き、先限の上場来高値１万０７３４円が意識される値位置となった。昨日より出来高は
減ったが、標準の出来高は４万４０００枚超えで活況だった。
　明晩は２月の米個人消費支出（ＰＣＥ）デフレータの発表がある。インフレの鈍化が
示される数字となれば、今年の６月の利下げ期待が強まり、金市場には追い風となる。
その場合、ＪＰＸ金にとっては円高が圧迫要因となる可能性はあるが、ドル建て金現物
価格は２２００ドルから一段高となり、ＪＰＸ金先物は上場来高値である１万０７３４
円超え期待が持てる。
【ロンドン＝現物相場】
　金のドル建て現物相場は上昇。きのうの海外市場では、米国債の利回り低下を受け
て買い優勢となった。アジア市場では、朝方の２１９１．３３ドルから、利食い売りな
どが出て軟調となった。午前中、２１８７ドルが支持線となり、午後に入り、地合いを
引き締め、２１９５ドルを試すまで上げ幅を拡大。午後２時半過ぎから一段高となり、
２１９９ドル台まで上値を伸ばした。ユーロが堅調に推移が支援材料。
MINKABU PRESS

• ２８日のＳＰＤＲゴールドの現物保有高は前日比変わらず
  商品

  11/29(土) 11:28
• 海外粗糖市況＝ＮＹ粗糖３月限は０．０７セント高の１５．２１セント
  商品

  11/29(土) 08:43
• ［表］ロンドン石油先物＝出来高・取組高（２７日付）
  商品

  11/29(土) 08:15
• ［表］ロンドン石油先物＝出来高・取組高／最高・最低（２７日付）
  商品

  11/29(土) 08:15
• ［表］海外砂糖先物＝出来高・取組高（２７日付）
  商品

  11/29(土) 08:15