[今日の視点]貴金属=軒並み上昇、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、軒並み上昇して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク高を受けて買い優
勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)もニューヨーク高を受けて堅調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は36.07ドル高
の2232.10ドル、銀が35セント高の2494セント、プラチナが2.66ドル
高の905.00ドル、パラジウムは10.77ドル高の1014.00ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=151.42/43円で、前営業日の
大引け時点から0.05円の円安。
 先限の寄り付き目安は、金が1万0880円前後、銀は121.7円前後、プラチナ
は4415円前後、パラジウムは4800円前後。
【NY金は一代高値を更新】
 金はきのうの海外市場では、米国債の利回り低下が再開したことを受けて買い優勢と
なり、史上最高値を更新した。
 金は米国債の利回り低下が再開したことが支援要因になった。ウォラー米連邦準備制
度理事会(FRB)理事の利下げを急がないとの発言を受けて米国債の利回りが上昇し
たが、米金融当局者の利下げ予想を受けてニューヨーク市場で利回り低下が再開した。
ニューヨーク金は終盤の踏み上げで中心限月ベースの史上最高値2256.9ドルを付
けた。ただ第4四半期の米国内総生産(GDP)確報値が前期比3.4%増と改定値の
3.2%増から上方改定された。堅調な米経済指標が続くと、利下げ観測が後退する可
能性もある。今夜のニューヨーク市場は聖金曜日で休場だが、2月の米個人消費支出
(PCE)デフレータの発表がある。
 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビルロワドガロー仏中銀総裁は、ECBは
今春に「緩やかな」利下げに着手する可能性が高いと述べた。利下げのタイミングは米
連邦準備理事会(FRB)とは異なるという。
 銀はきのうの海外市場では、ドル高となったが、金堅調につれ高となった。
【プラチナは金堅調につれ高】
 プラチナはきのうの海外市場では、米国債の利回り低下が再開したことや金堅調を受
けて買い優勢となった。
 プラチナは米国債の利回り低下が再開したことや金堅調が支援要因になった。ただ堅
調な米経済指標が相次いで発表されており、上値は限られた。今夜は2月の米個人消費
支出(PCE)デフレータの発表がある。
<今日の予定>
●豪州、香港、欧州、米国、カナダ(聖金曜日)
・労働力調査(失業率) 2024年2月(総務省)
・鉱工業生産指数 2024年2月速報(経済産業省)
・小売業販売額 2024年2月速報(経済産業省)
・米個人所得・支出 2024年2月(商務省)
・米卸売在庫 2024年2月速報値(商務省)
・建玉明細報告(CFTC)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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