アジア株 上海株は続伸、景気支援策期待の買い続く 香港豪州はグッドフライデーで休場、2日に取引再開 東京時間10:54現在 香港ハンセン指数 16541.42(休場) 中国上海総合指数 3024.74(+14.08 +0.47%) 台湾加権指数 20204.19(+57.64 +0.29%) 韓国総合株価指数 2750.18(+4.36 +0.16%) 豪ASX200指数 7896.86(休場) アジア株はまちまち。香港と豪州はグッドフライデーで休場、月曜日もイースターマンデーで休場となる。 上海株は続伸、景気支援策期待の買いが続いている。きのう、全人代常務委員長は「一流の投資環境を構築する」と発言した。習近平国家主席は米企業幹部らと会談した際に、米国からの投資を望んでいると語ったことも市場に安堵感を与えているようだ。 ただ一方で、不動産不況長期化が懸念されている。 中国不動産開発会社大手の万科企業の2023年通期の中核利益が前年比50%減少したほか、2月の契約販売額が前年同月比53%減と約6年ぶりの大幅な落ち込みとなった。同社株は2.9%下落している。北京市大龍偉業房地産開発や上海実業発展、緑地控股、保利置業集団、華遠地産、金地集団などほかの不動産株も軒並み下落している。 経営難に陥っている不動産会社大手の碧桂園は、より多くの情報を収集する必要があると言い訳し、過去1年間の決算発表を延期すると発表した。イースター休暇明けの2日から香港市場で同社株の売買が停止される。
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