●論点解説穀物、作付けシーズンに移行する=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 4月に入ったことで、米穀倉地帯は作付けシーズンを迎えることになる。まだ一気に
作付けが進む時期ではないが、徐々に産地の作付け環境が注目されることになる。作付
け作業が遅れるリスクで買い、加速するリスクで売りが基本になる。今季はオハイオ州
で干ばつ傾向が強いが、穀倉地帯全体としては特に目立った土壌水分不足はみられな
い。季節外れの寒波・降雪が報告されると急伸対応を迫られるが、4月1日時点では穀
倉地帯南部でやや豪雨傾向が報告されていることに注意が求められる程度の環境にあ
る。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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