［本日の見通し］石油＝８月限が７万７５００円割れで買い拾われるかに注目

　日中取引開始後、原油の２０２４年８月限は７万７８５０円まで上昇したが、小口の
利食い売りで上げ幅を縮小し、７万７６００円台前半で小じっかりと推移。閑散商いで
７万８０００円を見目指すには、材料不足。小幅安に軟化の可能性はあるとみる。軟化
の場合、７万７５００円割れで買い拾われるかに注目。
　日銀短観は大企業製造業・業況判断が１１ポイントで事前予想通り。日経平均株価は
続伸しており、原油市況には追い風。日本時間の午前１０時４５分に財新から３月の中
国製造業購買担当者景況指数が発表される、間接的に影響を受ける可能性があり、注意
したい。
　原油８月限の予想レンジは７万７４００円から７万７８５０円、ガソリン先限は８万
０５００円から８万１５００円、灯油先限は８万２５００円から８万３５００円。
MINKABU PRESS

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