●短期見通し穀物、安値修正進めつつ天候相場へ=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 3月下旬の穀物相場は、28日に米農務省(USDA)の作付意向面積発表を控え
て、持高調整に終始した。その作付意向面積はトウモロコシが市場予想を下回り、価格
低下で農家の作付け意欲が後退していることが確認された。既に南米産の供給環境に対
する関心は薄れており、今後は米国の作付け環境にマーケットの関心はシフトしていく
ことになる。現状では著しい天候不順などは報告されていない。ややショートカバーが
膨らみやすい程度の相場環境に留まる。トウモロコシは450セントを上抜くかを打診
しつつ、作付け環境で次のトレンドを探ることになる。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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