石油午前=続伸、序盤に上げ幅を削るも堅調地合いを維持し一代高値を更新

配信元:MINKABU PRESS
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 午前の石油市場は続伸。夜間取引で小口の買い優勢となった動きを引き継ぎ取引を開
始した。買い一巡後に上げ幅を一時削る動きも堅調地合いを維持して推移。ニューヨー
ク原油時間外取引が小幅安で推移後に小高くなったことから地合いを引き締め、期中は
400円超の上昇で推移。
 日中取引開始後、原油の2024年8月限は7万7610円まで上げ幅を削る場面が
あったが、小高い状態を維持。午前10時45分頃から地合いを引き締め、一代高値を
更新の動きとなり、7万8060円まで上げ幅を拡大した。
 午前11時38分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
290〜630円高。
 午前11時38分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が570枚。
【財新発表の中国製造業PMIが追い風】
 午前10時45分に財新が発表した中国の3月の製造業購買担当者景況観指数
(PMI)は51.1となった。事前予想の51,1と同じながら前回の50.9を上
回り、中国の景気不安が和らいだことは、原油市況にとり追い風。発表とほぼ同時にジ
リ高となっており、中国PMIを好感した新規買いもあったもよう。
【海外原油夜間取引=堅調】
 ニューヨーク時間外取引は堅調。期近5月限は前日比0.27ドル高の83.44ド
ル。本日これまでのレンジは82.97〜83.48ドル。
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