アジア株 上海株は1週間ぶり高値 中国景気に明るい兆し 製造業PMIが半年ぶりに50回復 香港はあす取引再開 東京時間14:04現在 香港ハンセン指数 16541.42(休場) 中国上海総合指数 3072.29(+31.12 +1.02%) 台湾加権指数 20240.40(-54.05 -0.27%) 韓国総合株価指数 2751.96(+5.33 +0.19%) 豪ASX200指数 7896.86(休場) インドSENSEX30種 74163.75(+512.40 +0.70%) アジア株はまちまち。 上海株は3営業日続伸、約1週間ぶり高値をつけている。自動車やハイテク、生活必需品、資本財など幅広い銘柄が上昇。中国国際貿易中心や上海万業、海航基礎施設投資集団、金地集団など不動産株も軒並み上昇している。 週末に発表された中国3月の製造業PMIが半年ぶりに50を回復し、約1年ぶり高水準となったことが好感されている。非製造業PMIも財新製造業PMIも前回から上昇した。PMIを受け投資家心理が改善、中国経済に明るい兆しが見え始めている。米シティはPMIを受け、中国1-3月成長率の予想を上方修正する可能性がさらに高まったとしている。 ただ、不動産不況長期化は懸念されている。中国不動産大手100社の3月新築住宅販売額は前年比46%減少した。前月比では93%増加したが、それでも昨年の第3四半期・第4四半期の月平均を下回った。格付け会社フィッチは今年の新築住宅販売予想を従来の0-5%減から5-10%減に下方修正した。 インド株は史上最高値をつけている。金属や鉱業など素材関連が大幅高。NY金価格が史上最高値を更新しているほか、銀やニッケル、銅、アルミニウムなどの商品価格が軒並み上昇していることが材料視されている。金融や公益、ハイテク関連も軒並み上昇している。 香港と豪州市場はイースターマンデー祝日で休場、あす取引を再開する。 経営難に陥っている中国不動産大手の碧桂園は2023年通期決算の発表を延期したため、香港市場であすから売買が停止となる。
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