石油午前=堅調、イラン領事館への攻撃で緊迫感漂う

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は堅調。北半球の需要期を迎えつつあり、需給のタイト化観測が高ま
っていることや、イスラエルの戦闘機がシリアのイラン領事館を攻撃したことが買い手
掛かり。イスラエルのイラン領事館に対する攻撃は宣戦布告に等しい。円相場が1ドル
=151円後半で円安・ドル高推移していることも支援要因。時間外取引でニューヨー
ク原油は堅調。
 日中取引開始後、原油の2024年8月限は7万8650円まで上昇。夜間取引の高
値をやや上回った。
 午前10時59分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
940〜250円安。
 午前10時59分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が606枚。
【イランは国連安保理に書簡を送付】
 ダマスカスのイラン領事館に対するイスラエルの攻撃を受けて、イランは国連安全保
障理事会に書簡を送付した。書簡でイランは断固として対応する正当かつ固有の権利を
有すると述べている。
【海外原油夜間取引=しっかり】
 ニューヨーク時間外取引で5月限は前日比0.27ドル高の83.98ドルで推移。
本日これまでのレンジは83.85〜84.09ドル。
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