アジア株 香港株は大幅高、休み中に好材料相次ぐ シャオミは急騰、EV販売開始早々注文殺到 テスラより安い 東京時間14:00現在 香港ハンセン指数 16926.77(+385.35 +2.33%) 中国上海総合指数 3078.33(+0.95 +0.03%) 台湾加権指数 20413.31(+190.98 +0.94%) 韓国総合株価指数 2752.28(+4.42 +0.16%) 豪ASX200指数 7886.00(-10.86 -0.14%) インドSENSEX30種 73901.88(-112.67 -0.15%) アジア株はまちまち。強い米統計を受け米利下げ開始時期が後ずれするとの懸念が高まっている一方、中国経済の先行きに対する楽観的な見方は広がっている。 中国3月の製造業PMIは半年ぶりに好不況の分かれ目である50を回復したほか、非製造業PMI、中小企業を対象とした財新の製造業PMIも2月から上昇した。 イースター休暇明けの香港株は大幅上昇。中国PMIが好感されているほか、香港の3月新築住宅販売件数が前年比で約11年ぶりの高水準となったことも好感されている。2月末に不動産過熱抑制策が撤廃されたことから住宅取引が活発化している。そのほか、シャオミ株の大幅上昇も材料視されている。 スマートフォン大手のシャオミは同社初となる電気自動車(EV)の「SU7」シリーズの販売を開始した。日本円で約450万円で米テスラよりも60万円近く安い。販売開始早々注文が殺到し、最大で7カ月待ちになる可能性があるという。同社株は15%急騰して始まり、一時22年1月以来の高値をつけた。その後も12%高と高値圏で推移している。 上海株は小幅安。前日まで3営業日続伸し、約1週間ぶり高値をつけたことから調整売りに押されている。 豪州株は小幅安、序盤に史上最高値をつけたことから調整売りに押されている。中国が豪州産ワインに対する200%を超える高い関税を撤廃したことや、NY金価格が史上最高値を更新したことが好感されているほか、豪中銀のタカ派姿勢が和らぐとの期待も広がっており、豪州株は今後も上昇が続く可能性が高い。
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