アジア株 インド株は史上最高値、利下げ後ずれ予想も何のその 力強い経済成長で上昇は続く ただ熱波は心配 東京時間14:01現在 香港ハンセン指数 16725.10(休場) 中国上海総合指数 3069.30(休場) 台湾加権指数 20337.60(休場) 韓国総合株価指数 2735.08(+28.11 +1.04%) 豪ASX200指数 7815.50(+32.97 +0.42%) インドSENSEX30種 74040.69(+163.87 +0.22%) アジア株は軒並み上昇。韓国市場と豪州市場ではきのう大幅下落したハイテク関連が買い戻されている。清明節で中国と台湾は明日まで休場、8日から取引を再開する。香港も清明節で休場、あす取引を再開する。台湾できのう25年ぶりの大地震が発生した影響でTSMCが操業を一時停止していたがその後8割が復旧しており、半導体サプライチェーンへの影響は限定的にとどまる見込み。 インド株は史上最高値を更新。銀行や電力、素材、ハイテク、自動車など幅広い銘柄が上昇している。最高値をつけたあとは調整売りに押されており上げ幅を縮小。 あすはインドの政策金利が発表される。予想を上回る経済成長や熱波による食料品価格高騰の脅威によりインフレ高止まりリスクが懸念されている。インドの2月の消費者物価指数は前年比5.09%と前回の5.10%から小幅な減速にとどまった。今年は6月末まで数カ月間は例年よりも気温が高くなると予想されており、水不足、干ばつ、作物への被害、停電のリスクが高まっている。ただ、利下げ開始時期後ずれ観測が高まっているにもかかわらずインド株は堅調、力強い経済成長や地政学的環境の改善が株価上昇につながっている。
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