[今日の視点]とうもろこし=先限が4万円台を回復できるかに注目

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 とうもろこしは、限月間で方向感なく推移か。5日のシカゴコーン期近は小幅安で引
けたことが需悪材料だが、1ドル=151.70円台の円安から換算値は10円程度の
下落にとどまる。
 とうもろこし夜間取引は出来高が4枚のみの玉の出方次第のなか、先限は160円安
の3万9910円。一方、期先1月限は280円高。日中取引は閑散商いを継続すると
みられ、限月間で方向性を欠く動きを継続か。先限が4万円台を回復できるか、最も取
組高の多い期先11月限が3万7000円台を維持できるかに注目したい。
 5日のシカゴコーンは小幅まちまち。出来高、取組高の多い期近は小幅安。期近5月
限は432.25セントまで下落。下値を切り上げたが、1.00セント安の434.
25セントで引けた。小麦高が下支え要因。現状は作付け期の土壌水分不足はない。引
き続き、大口投機家は売り姿勢をとっている。
 JPXとうもろこし先限の寄り付き予想は3万9900〜3万9990円。本日の日
中取引の予想レンジは3万8800〜4万0300円。小口の買いで乱高下となるリス
クから予想レンジは広めにとった。
<今日の予定>
◆ 日本 ◆
【経済】08:50 国際収支(経常収支) 2024年2月(財務省)
【経済】14:00 景気ウォッチャー調査 2024年3月(内閣府)
◆ トルコ ◆
【経済】16:00 鉱工業生産指数 2024年2月(トルコ統計機構)
◆ ドイツ ◆
【経済】15:00 貿易収支 2024年2月(連邦統計庁)
【経済】15:00 鉱工業生産指数 2024年2月(経済技術省)
◆ スイス ◆
【経済】14:45 雇用統計 2024年3月(経済省)
◆ アメリカ ◆
【農産】4/9 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA)
【農産】4/9 05:00 週間穀物生育進度・作況状況(USDA)
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*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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