アジア株 連休明け上海株は下落、不動産会社の世茂集団が急落 台湾株は上昇、大地震の影響は限定的 東京時間11:01現在 香港ハンセン指数 16702.83(-21.09 -0.13%) 中国上海総合指数 3050.20(-19.10 -0.62%) 台湾加権指数 20454.87(+117.27 +0.58%) 韓国総合株価指数 2718.02(+3.81 +0.14%) 豪ASX200指数 7791.60(+18.33 +0.24%) アジア株はまちまち。豪州、韓国、台湾は上昇、前週末の米株大幅高を受け買い優勢で始まった。 清明節連休明け台湾株は上昇スタート、25年ぶり大地震の影響は限定的。半導体受託生産世界最大手のTSMCは24年通期の収益見通しを維持、大地震の影響を受けることはないと明かした。同社株は1.1%高。 一方、清明節連休明けの上海株は下落して始まっている。中国建設銀行が中国不動産開発会社大手の世茂集団に対する清算を申し立てたと発表、不動産危機巡る懸念が再燃している。世茂集団は香港市場で10%超急落。 また、米中関係悪化も懸念されている。11日に予定されている日米フィリピン首脳会談でバイデン米大統領が南シナ海における中国の攻撃的な活動について警告する予定、バイデン氏は南シナ海のアユンギン礁(セカンド・トーマス礁)の状況に深刻な懸念を表明とFTが報じている。 香港市場では美団やバイドゥ、JDドットコム、テンセントホールディングス、シャオミ、アリババ、ネットイースなどハイテク関連が総じて下落している。一方、NY金価格が史上最高値を更新したことを受け、紫金鉱業集団など金鉱株は上昇している。
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