プラチナ市況=プラチナは反発、金急伸につれ高

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/04          2025/02    ドル建て現物価格 15:15 現在
金         11,384   +328    11,385  +306  : 2,332.30   +51.51
銀          131.0   +2.0     136.7  +6.7  : 2,765.00   +94.00
プラチナ     4,515    +40     4,508   +24  :   928.80    +4.40
パラジウム   4,990      0     4,990     0  : 1,001.85    -7.50
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      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    151.81   +0.61  ユーロ・ドル相場   1.0834  +0.0011
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。プラチナはドル建て現物相場の上
昇と円安を受けて買い優勢で始まったのち、ドル建て現物相場の戻りを売られたことを
受けて先限が小幅安となる場面も見られたが、押し目は買われた。午後に入ると、金急
伸につれ高となったが、上げ一服となった。パラジウムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが24〜40円高、プラチナスポットが45
円高、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが9711枚、プラチナミニが885枚、プラチナスポット
が1万1114枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは週明けの金急伸が支援】
 プラチナ先限は4535円まで上昇した。金急伸が支援要因になった。円相場は1ド
ル=151円台後半の円安に振れた。
 プラチナは週明けの金急伸が支援要因になった。金はイスラエルに対する報復を宣言
したイラクに動きがなかったことを受けて利食い売りが出たが、連休明けの中国勢の押
し目買いが入ると、一段高となった。米連邦準備理事会(FRB)の年内の利下げ見通
しに変わりがないことも支援要因である。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の926.67ドルから、金軟調につれ
安となったが、919ドル台で下げ一服となった。午後に入ると、金急伸につれ高とな
り、933ドル台まで上昇した。
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