石油午前=上昇、中東情勢の緊迫化を意識

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は上昇。イランがイスラエルに対して報復攻撃を開始する見通しで、
イスラエルの反撃から中東情勢の緊迫感が高まることが想定されている。イスラエルの
ネタニヤフ首相が、パレスチナ自治区ガザ南部のラファへ侵攻すると繰り返し述べてい
ることも懸念要因。ラファにはパレスチナ難民が集まっている。円相場は1ドル=
151円後半で推移し、前日よりもやや円売り・ドル買いが優勢。時間外取引でニュー
ヨーク原油はしっかり。
 日中取引開始後、原油の2024年9月限は8万0200円まで上昇。夜間取引の高
値をやや上回った。ただ、その後は上げ幅を削っている。
 午前11時10分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
600〜810円高。
 午前11時10分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が1301枚。
【停戦なら首相の職を続ける権限なし】
 イスラエルのベン・グヴィル国家安全保障大臣は、ネタニヤフ首相が武装組織ハマス
を打倒するためのラファ攻撃をせずに戦争を終わらせるなら、ネタニヤフ氏は首相を続
ける権限がないと語った。
【海外原油夜間取引=堅調】
 ニューヨーク時間外取引で5月限は前日比0.17ドル高の86.60ドルで推移。
本日これまでのレンジは86.49〜86.94ドル。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。