NY貴金属引け速報=軒並み続伸、米CPI発表前の利食い売りにも堅調

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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    金   24/ 6  2362.4  + 11.4       プラチナ    24/ 7   984.1   +  9.6
         24/ 8  2383.9  + 11.6               24/10   994.2   +  9.8
    銀   24/ 5  2798.4  + 17.7       パラジウム   24/ 6  1086.10  + 35.60
        24/ 7  2826.1  + 17.8               24/ 9  1093.00  + 34.30
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 ニューヨーク金、銀は続伸。終値の前日比は金は11.4〜12.7ドル高、中心限
月の6月限が11.4ドル高、銀が17.7〜19.2セント高、中心限月の5月限は
17.7セント高。
 金6月限は続伸。時間外取引では、高値警戒感が強まるなか、ユーロドルの上昇を受
けた現物価格の上昇に追随し続伸。欧州時間に入ってからも堅調に推移し、20ドル近
い上げ幅を維持して推移。日中取引では、序盤は欧州時間の堅調な取引を引き継いだ。
その後、10日に3月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、利食い売りで上げ
幅を削る動きとなった。中盤から後半は押し目買いが根強く、堅調に引けた。
 銀5月限は時間外取引で続伸し、2800セント台で堅調に推移。日中取引は高値警
戒感から利食い売りの動きもあったが、堅調に推移した。
 プラチナ系貴金属(PGM)は続伸。前日比は、プラチナが9.6〜11.5ドル
高、中心限月の7月限が9.6ドル高、パラジウムが34.60〜35.60ドル高、
中心限月の6月限は35.60ドル高。
 プラチナ7月限は続伸。時間外取引は、現物相場の上昇に支援され、990ドル台ま
で上昇し、ほぼ高もちあいで推移。日中取引では、前半の米国株の下落が圧迫要因なが
ら、金、銀の急騰に対し、出遅れ感もあり、一時1000ドル台に乗せた。利食い売り
で高値を離れたが、堅調に推移した。
 パラジウム6月限は続伸。時間外取引から買い優勢となり、終盤、17ドル程度の上
げ幅を維持。日中取引は他の貴金属の堅調な動きに支援された。
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