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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2024/05 435.00 435.75 429.75 431.25 - 4.25
2024/07 447.25 447.50 441.00 442.50 - 5.00
2024/09 457.00 457.00 450.75 452.25 - 5.00
単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比)
先物 463,792 402,477 1,559,725 (- 20,257)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米気象庁発表の6−10日予報(4月15日−4月19日)
コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
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コーンは軒並み反落。終値の前営業日比は5.25〜3.00セント安。中心限月の
5月限は4.25セント安の431.25セント。
米農務省(USDA)発表の月例需給報告を控えるなか玉整理基調が強まったが、
米国の24/25年度需給が前年に続き緩和との見通しが重石となったうえ、前日日中
取引終了後に発表された作柄報告で作付け初期段階ながら平年と変わらないペースでの
作付進行が確認出来たことが弱材料となり売り優勢となった。また、米国での寒波が
小麦の生育に与えた影響が限られていたことも重石となった。
5月限は435セントで取引を開始した後のアジアから欧州の時間帯は概ね434〜
435.25セントのレンジ内で高下。欧州の時間帯に軟化しながらも432セントに
近づくと買い戻されたが終盤に崩れて429.75セントの安値を記録。安値で買い戻
され、終値ベースで430セント台を回復したものの、この日の安値圏で引けを迎え
た。
米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
コーンベルトでは、五大湖周辺北部で雪交じりの小雨が発生。一方オハイオバレーで
は雨が戻ってきている。4月7日までに終了した週でのネブラスカ州およびミズーリ州
以外での農作業に適した日数は3日に満たなかった。
現在、南部〜中部を通過中の低気圧は北東にむけて移動し、10日にはコーンベルト
東部に到達する見込み。これに伴いまとまった雨量を伴う降雨または雷雨が発生するほ
か、気温が低下するだろう。一方、プレーンズ北部および中部、中西部北部では今後5
日間は降雨は発生しないもよう。
シカゴ小麦は期近が続落。米農務省(USDA)が前日の日中取引終了後に発表した
作柄報告で、良〜優の状態が56%と前週と同率を保ち、懸念されていた寒波の影響が
見られなかったことで売り優勢となった。この日5月限は前日比8.00セント安の5
57.75セントで引けた。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
プレーンズではオクラホマ州およびテキサス州での雨量は限られていたが、冬小麦や
新たに作付けされた穀物にとっての慈雨になっている。4月7日時点でのテキサス州に
おける冬小麦の出穂率は27%だが、穀物の作柄は劣〜悪が27%を占めている。一方
のプレーンズ北部および中部では穏やかな天気が広がっている。
南部ではテキサス州からアパラチア山脈南部まで散発的な降雨または雷雨が発生。お
降雨が発生する前となる4月7日時点では農作業は平年を上回るペースで進行。
今日の材料
・コーンベルトでは、五大湖周辺北部で雪交じりの小雨が発生。
・コーンベルトでは今週は雨がちな天気が続く見込み。
・オクラホマ州およびテキサス州では小麦にとっての慈雨が発生。
MINKABU PRESS
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