−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2024/05 1,181.50 1,184.25 1,172.00 1,174.50 - 7.00 2024/07 1,194.25 1,197.50 1,185.50 1,187.75 - 6.50 2024/08 1,191.75 1,195.75 1,184.50 1,186.25 - 6.50 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 先物 315,565 286,848 828,182 (- 7,464) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(4月15日−4月19日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は概ね続落。終値の前営業日比は7.00〜3.50セント安。中心限月の5月 限は7.00セント安の1174.50セント。 11日の米農務省(USDA)月例需給報告を前にして玉整理基調が強まったが、引 き続きドル高止まりと米国の輸出低迷が重石となり売り優勢で運ばれた。USDAは5 日ぶりに大口成約を発表しこれを受けて強気な反応も見られたが、すぐに消化され騰勢 が続くことは無かった。 5月限は1181.50セントで取引を開始。アジアの時間帯中盤に1184.25 セントの高値まで上昇した後に軟化。アジアの時間帯終盤に再度、1184ドルに迫る 動きを見せたが、戻り待ちの売りが膨らんで値位置を切り下げる足取りを演じ、シカゴ の時間帯を迎えると1172セントの安値を記録。その後、大口成約の発表もあって 1184.25セントの高値に顔合わせする場面も見られたが騰勢は続かずすぐに軟化 に転じ、この日の安値圏で引けを迎えた。 米農務省(USDA)は仕向け地不明で23/24年度積み、12万4000トンの 大口成約を発表した。 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは、五大湖周辺北部で雪交じりの小雨が発生。一方オハイオバレーで は雨が戻ってきている。4月7日までに終了した週でのネブラスカ州およびミズーリ州 以外での農作業に適した日数は3日に満たなかった。 現在、南部〜中部を通過中の低気圧は北東にむけて移動し、10日にはコーンベルト 東部に到達する見込み。これに伴いまとまった雨量を伴う降雨または雷雨が発生するほ か、気温が低下するだろう。一方、プレーンズ北部および中部、中西部北部では今後5 日間は降雨は発生しないもよう。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズではオクラホマ州およびテキサス州での雨量は限られていたが、冬小麦や 新たに作付けされた穀物にとっての慈雨になっている。4月7日時点でのテキサス州に おける冬小麦の出穂率は27%だが、穀物の作柄は劣〜悪が27%を占めている。一方 のプレーンズ北部および中部では穏やかな天気が広がっている。 南部ではテキサス州からアパラチア山脈南部まで散発的な降雨または雷雨が発生。お 降雨が発生する前となる4月7日時点では農作業は平年を上回るペースで進行。 大豆製品は、共に大豆の軟調な足取りに追随。米農務省(USDA)月例需給報告の 発表を控えて模様眺めとなったこともあり、共に下げ幅は限られた。大豆粕期近5月限 は前日比0.40ドル安の335.60ドルで終了。 今日の材料 ・コーンベルトでは、五大湖周辺北部で雪交じりの小雨が発生。 ・コーンベルトでは今週は雨がちな天気が続く見込み。 ・オクラホマ州およびテキサス州では小麦にとっての慈雨が発生。 ・米農務省(USDA)は仕向け地不明で23/24年度積み、12万4000トンの 大口成約を発表。 MINKABU PRESS
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