●短期見通しゴム、下値固まり修正高目線に=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 産地集荷量が落ち込み、下げ一服感がある。価格低下を受けて、在庫の持ち込みが一
服している。一方、産地は天候不順に加えて減産期を迎えており、供給制約が強い。中
国国内の生産環境が不安定化していることも、上海ゴム相場を下支えしている。ただ
し、産地相場は明確な底入れ感を形成できていない。このため、上海ゴム連動で下げ一
服感はあるものの、明確なトレンド形成は難しい状況にある。慎重に下値を固めつつ、
修正高を打診する展開に留まる。産地相場の上昇再開がみられると、320円水準をボ
トム圏に上値切り上げを打診する展開に移行する。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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