石油午前=下落、イランは報復攻撃を今のところ見送り

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は下落。イランがイスラエルに対する報復攻撃を今のところ見送って
いるなかで、利益確定の売りが優勢となった。武装組織ハマスとイスラエルの停戦協議
が続けられていることも重しだが、双方が妥協に向かっている兆候は見られない。円相
場は1ドル=151円後半で前日よりもやや円高・ドル安推移。時間外取引でニューヨ
ーク原油は小動き。米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計に対する反応
は限定的。
 日中取引開始後、原油の2024年9月限は下落。ただ、夜間取引の段階で売りは一
巡している。
 午前10時49分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
950〜350円安。
 午前10時49分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が981枚。
【EIA、米原油生産見通しを上方修正】
 米エネルギー情報局(EIA)が9日に発表した月報で、今年の米原油生産見通しは
日量1319万バレルから同1321万バレルまで上方修正された。来年の米原油生産
見通しも引き上げられている。
【海外原油夜間取引=小動き】
 ニューヨーク時間外取引で5月限は前日比0.02ドル高の85.25ドルで推移。
本日これまでのレンジは85.13〜85.38ドル。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。