石油午前=大幅安、中東情勢の緊迫感がやや後退

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は大幅安。各国がイランやイスラエルに自制を求めるなかで、中東情
勢の緊迫感がやや後退している。イスラエルはイランに対する反撃を見送っている。報
道によると、週明けにイラン攻撃が決まったが回避されたもよう。円相場が1ドル=
154円前半で円高・ドル安推移していることも重し。時間外取引でニューヨーク原油
は小動き。
 日中取引開始後、原油の2024年9月限は7万9350円まで下落。ただ、夜間取
引の安値である7万3900円を試すような雰囲気ではない。
 午前11時08分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
2140〜1650円安。
 午前11時08分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が1465枚。
【米国、対ベネズエラの石油制裁を再開へ】
 米国はベネズエラに対する石油制裁を再開する。7月に予定されているベネズエラ大
統領選で、現在のマドゥロ政権が公正な選挙を実施するという合意に違反したと判断さ
れた。ただ、ベネズエラで操業する米シェブロンは継続して生産することが認められ
る。
【海外原油夜間取引=小幅高】
 ニューヨーク時間外取引で6月限は前日比0.10ドル高の82.25ドルで推移。
本日これまでのレンジは82.05〜82.37ドル。
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