●論点解説金、金利上昇でも崩れない地合=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金相場は2400ドル水準での高値圏での取引が続いている。米早期利下げ観測の後
退で米金利上昇・ドル高圧力が発生しているが、押し目は買い拾われている。急ピッチ
な上昇相場が続いてきた反動で、仮に利食い売りが本格化すると一気に50ドル、
100ドルと急落する可能性もある。原油相場が中東地政学リスクの織り込み一服で急
反落するなど、突然に急落するリスク想定しておく必要がある。ただし、18日に関し
ては続落が回避されている。中国現物需要は引き続きしっかりとしており、現物市場が
高値支持を続けている。米金利・ドルの水準からは年初来安値更新が支持されるが、現
物筋主導の上昇地合が維持されている。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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