石油市況=原油は総じて反発、日中取引の午前に急騰

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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東京石油の先限相場表(帳入値と前営業日比)
      東京ガソリン             東京灯油                東京原油
2024/10   83,000     ±0  2024/10   83,000     ±0  2024/09   80,460   +960
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15:15 現在
NY原油    夜間取引 期近 6月限 83.70 ドル +1.60
ブレント原油   夜間取引 期近 6月限 88.46 ドル +1.35
ドル・円相場 15:15 現在   154.37 円  前営業日比  0.21 円の円安
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【市況】
 東京石油市場は原油が総じて反発。為替が1ドル=154円台半ばまでやや円安に振
れるなか、前日の海外原油先物が軟調だったことで国内夜間取引から日中取引の朝方ま
で上値が重かったが、イスラエルのイラン攻撃の報でこの日のアジアの時間帯の海外原
油の夜間取引が急騰したことに追随して東京も大幅高となった。ドバイ原油の現物も午
前に急騰している。
 原油は安値から高値の振幅が大きくなり、結果的に4ケタ高になる限月が多くなっ
た。ガソリン、灯油は約定せず値動きなし。

 前営業日比は、ガソリンが出来ず、灯油が出来ず、軽油も出来ずだが、名目値で
600〜300円安、原油が190円安〜1380円高。中京ガソリンは出来ず、灯油
も出来ず。
 推定出来高は、ガソリンが0枚、灯油が0枚、軽油が0枚、原油が4643枚。中京
ガソリンが0枚、中京灯油が0枚。

【原油9月限は急騰後に上げ幅祝勝も8万円台は維持】
 原油は総じて反発。国内夜間取引の前半は軟調でさらに直近の安値を更新する展開と
なったが、後半にはやや戻した。日中取引に入ると、イスラエルのイラン攻撃が報じら
れたことで、海外原油が急騰したことに追随して東京も安値から急騰した。しかしその
後は午後にかけて上げ幅を縮小した。
 原油の6番限である9月限は国内夜間取引の前半に付けた直近安値の7万8700円
から日中取引の午前には8万1530円の高値まで2830円も急騰。しかしその後は
1000円程度上げ幅を縮小して、引けは8万円とび台半ばだった。

【ニューヨーク原油の時間外取引は急伸】
 ニューヨーク原油の夜間(時間外取引)は急伸。6月限は午後3時15分現在、前日
比1.60ドル高の83.70ドル辺りで推移。

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