アジア株 台湾株は反発も調整まだ終わってない可能性 上海株は続落、人民元安を懸念 

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
アジア株 台湾株は反発も調整まだ終わってない可能性 上海株は続落、人民元安を懸念 

東京時間14:01現在
香港ハンセン指数   16772.47(+260.78 +1.58%)
中国上海総合指数  3032.13(-12.47 -0.41%)
台湾加権指数     19621.74(+210.52 +1.08%)
韓国総合株価指数  2629.76(+0.32 +0.01%)
豪ASX200指数    7679.90(+30.74 +0.40%)
インドSENSEX30種  73907.88(+259.26 +0.35%)

アジア株は高安まちまち。

香港株は大幅続伸、中東リスク一服で投資家心理が改善している。美団やJDドットコム、シャオミ、テンセントホールディングス、レノボ、アリババにバイドゥなどハイテク関連が総じて上昇している。新世界発展や華潤置地、中国海外発展、龍湖集団など不動産株も総じて上昇。スポーツ・レジャー向けアパレルの李寧は5%超高、第1四半期の小売販売が前年同期比で増加したことが好感されている。

台湾株は反発。米エヌビディア株の反発が好感されておりTSMCなど半導体関連が買い戻されている。ただ、調整はまだ終わってない可能性。TSMCは年初から40%近くも上昇し、今月初めには上場来高値を更新した。24年通期の成長見通しを下方修正したことや米ハイテク株の下げなどをきっかけとした調整はまだまだ続く見通し。

上海株は続落、人民元安が懸念されている。オンショア人民元は対ドルで昨年11月以来の安値を更新、オフショア人民元も下落している。金価格の下げを受け、紫金鉱業集団や山東黄金礦業、中金黄金、西部鉱業など金鉱株が大幅に下落している。原油安を受けエネルギー関連も総じて下落。ハイテクや資本財、公益関連も売られている。

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