[今日の視点]とうもろこし=期先は夜間取引の堅調を引き継ぎ買い優勢か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 とうもろこしは、期先から堅調を予想。23日のシカゴコーンの続伸を背景に、とう
もろこしは夜間取引で期先2本が買い優勢となった。日中取引は夜間取引高の流れを引
き継ぐと予想。シカゴ夜間7月限と円相場154.80円からの換算値は70円高。序
盤の先限は100〜150円程度の上昇を見込む。
 とうもろこし夜間取引の先限は4万0090円で張り付いたまま終了。期先の25年
3月限も250円高と3ケタ高で終えているが、総出来高は2枚のみで玉の出方次第の
展開。天候相場入りしているにもかかわらず、とうもろこし市場はまばらな商いが続い
ている。日中取引でも小口の手じまい売買で玉の出方次第の展開を継続することになり
そう。先限が4万円を維持できるかが注目される。4万円割れとなると、3万9800
円が視野に入ってくる。
 シカゴコーンは続伸。米産地の一部で乾燥が広がっていることに加え、低温被害や黒
海地域からの供給不安を受けた小麦高が買い支援要因になった。ただ、天候リスクが意
識されるなか限られたレンジ内での高下にとどまるなど様子見ムードの高まりも感じさ
せる。米産地の天候次第という側面が強まるなか、期近の7月限は450セント台を維
持できるかが注目される。
 JPXとうもろこし先限の寄り付き予想は4万0050〜4万0150円。本日の日
中取引の予想レンジは3万9800〜4万0500円。
<今日の予定>
◆ ニュージーランド ◆
【経済】07:45 貿易収支 2024年3月(NZ統計局)
◆ オーストラリア ◆
【経済】10:30 消費者物価指数 2024年1-3月期(連邦統計局)
【経済】10:30 消費者物価指数 2024年3月(連邦統計局)
◆ 日本 ◆
【工業】12:00 原油・石油製品供給統計週報(石油連盟)
【工業】14:00 石油製品給油所小売価格調査(資源エネルギー庁)
【朔望】08:50 満月 満月
【納会】--:-- 金標準取引 2024年4月限(大阪取引所)
【納会】--:-- 銀 2024年4月限(大阪取引所)
【納会】--:-- 白金標準取引 2024年4月限(大阪取引所)
【納会】--:-- パラジウム 2024年4月限(大阪取引所)
【納会】--:-- 小豆 2024年4月限(大阪取引所)
【決済】--:-- 金ミニ取引 2024年4月限(大阪取引所)
【決済】--:-- 白金ミニ取引 2024年4月限(大阪取引所)
【発会】--:-- ゴムRSS3 2025年4月限(大阪取引所)
◆ トルコ ◆
【経済】16:00 設備稼働率 2024年4月(トルコ中央銀行)
◆ ドイツ ◆
【経済】17:00 景況感指数 2024年4月(ifo)
◆ アメリカ ◆
【経済】20:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【経済】21:30 耐久財受注 2024年3月速報値(商務省)
【工業】23:30 週間石油統計(EIA)
◆ カナダ ◆
【経済】21:30 小売売上高 2024年2月(カナダ統計局)
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