LME市況=続落、欧州株の頭重い足取りで売り優勢に

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
           現物          3カ月物
    アルミ        2,493.18  -    60.20     2,528.00  -  49.50
    アルミ合金      1,820.00        0.00     1,820.00      0.00
     銅         9,642.46  -   139.97     9,765.50  - 130.00
    ニッケル      18,465.04  -   231.24    18,648.00  - 231.00
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 アルミ3カ月物は続落。2585ドルと小高く取引を開始。銅の堅調な足取りに追随
し2580ドルを下値支持線として意識する高もみとなるなか、2590ドルの高値を
付けた。欧州の時間帯を迎えると軟化に転じ、暫く2540ドルを前後して推移。その
後、銅の軟調な足取りを受けて米国の時間帯に一段安となって2522ドルまで下落。
ここからの戻りは鈍く、この日の安値に近い水準で引けた。
 銅3カ月物は続落。前日の下落の修正から買い戻しが進行し、9947.50ドルで
堅調に取引を開始。暫く9920ドルを支持線にもみあいとなった後、9973ドルの
高値を記録する動きも見せたが、欧州株が上値の重い足取りとなるなか、欧州時間に急
速に軟化。9800ドルを割り込んだところで買い戻されたが9830ドルが抵抗線と
して意識され低迷場面となり、終盤に9739ドルの安値まで下落。安値からは買い戻
されたものの3ケタの下げ幅を記録する大幅安で終了。

 ニッケル3カ月物は続落。1万8810ドルで取引を開始した後は1万8800ドル
台での高下が続いたがアジアの時間帯を終える頃に急落。欧州の時間帯に1万8520
ドルの安値まで値を落とした後に買い戻されたが1万8720ドルが上値抵抗線として
意識され、安値圏で低迷したまま引けを迎えた。中国が連休中なこともあり、実需家か
らの買いが少なく、銅、アルミの下げにつれ安もよう。
今日の材料
・2日のアジア太平洋株式市場はまちまち。
・香港株式市場でハンセン指数は大幅続伸、444.10ポイント高の1万
 8207.13ポイント。
・欧州株はまちまち。英FTは好決算を発表した銘柄が買われ、金融株などが上昇。
 独DAXはテクノロジー株の下げが目立った。
・米国週間新規失業保険申請件数
 結果 20.8万件 予想 21.0万件 前回 20.8万件(20.7万件から修正)
・ドルは下落。ドル円は1ドル=153円に接近するまで軟化。153円台半ばでNY時間の
 取引を終了。ユーロドルは1ユーロ=1.0730ドルで上げつかえたが、堅調。
・米国株は上昇。ニューヨークダウは続伸し、322.37ドル高。ナスダックは反発し、
 235.48ポイント高。
・ニューヨーク貴金属はまちまち。金が小幅安も銀。プラチナは上昇。ニューヨーク
 原油は当限が小幅安も2番限以降は小幅高。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。