<大豆> シカゴ大豆期近7月限は今月9日にかけて値位置を落とした後は買い戻す動きが広が り1240〜1260セントの値位置を回復している。米産地では降雨が続きながらも 作付けは順調に進行しているが、今後も降雨が続くと予想されていることで、作付遅延 の可能性が警戒されている。また、ブラジルで洪水が発生したため、米国、ブラジルと 二大生産国からの供給引き締まり不安も買い支援要因となっている。 ただ、米国の大豆輸出は依然として停滞しているうえ、米利下げ着手の時期がこれま でよりも後になるとの見方がドルを買い支える要因になっていることで、輸出の大幅な 増加は期待し難い。 今月7日に1256.60セント、23日に1258.25セントまで上昇したが、 1260セントが抵抗線になっている。需給引き締まり観測を強める材料が浮上しない 限り、1260セントを抵抗線にしての高下が続くと予想される。20日の安値 1224セントが支持線。 <コーン> シカゴコーン7月限は5月半ばにかけて475セント前後まで値を伸ばした後に軟化 し450セント割れ目前に達したが、その後は持ち直して460セント台を回復してい る。 米産地では降雨が続いたが、19日までの1週間で21%まで作付進捗率が上昇した ことが明らかになった。作付けの遅れを取り戻し、今週から来週にかけ降雨予報にも、 降雨による作付け遅延に対する警戒感や荒天に対する反応は薄い。 イリノイ州、インディアナ州、アイオワ州、ミネソタ州、ネブラスカ州での作付遅れ が目立っているほか、現時点では平年を上回っている発芽率も作付遅れの影響で今後は 平年を下回ってくる可能性も浮上している。 また、ブラジルではサフリーニャコーン産地で乾燥した状態が続いており、今後新た な生育不安が意識される可能性も出てきている。 コーンは大豆に比べて好調な輸出が続いていることも買い支援要因であり、目先は 460セントを上値抵抗線にしての高下が続くと見られるが、これを突破してくる可能 性も想定しておきたい。 <小豆> 取組はゼロ。依然として手出し難となっている。 MINKABU PRESS
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。