米株価指数先物(6月限)(NY時間09:03)(日本時間22:03) ダウ先物 39231(+78.00 +0.20%) S&P500 5303.25(+18.00 +0.34%) ナスダック100先物 18763.25(+67.00 +0.36%) 米株価指数先物市場でダウ先物、S&P500、ナスダック100とも反発している。前日のダウ平均は600ドル超下落し、1年以上ぶりの最悪の1日となった。注目のエヌビディア<NVDA>の決算は好調で、市場もポジティブな反応を示していたものの、予想外に強い米経済指標をきっかけにFRBの利下げへの期待がさらに後退し、エヌビディアの好決算を覆い隠してしまった。 一部からは「市場は連休前に一息つく傾向がある。今週のFOMC議事録がきっかけとなり、エヌビディアでさえも市場をポジティブな方向に集中させることはできなかった。実際、FOMC委員はインフレ抑制が進んでいないことへの懸念を表明していた」とのコメントも出ている。 米大手証券は最初の米利下げ予想を従来の7月から9月に後退させた。「インフレは9月までにかなり改善されるだろうが、完璧とまでは言い難く、明白な利下げ決断は言い難い」と述べている。 今週はダウ平均が6週間ぶり、S&P500は5週間ぶりの陰線で終りそうな気配だ。 靴などアパレルメーカーのデッカーズ・アウトドア<DECK>が決算を受け時間外で大幅高。主力のHOKA、UGGブランドが予想以上に貢献した。 アパレル廉価販売のロス・ストアーズ<ROST>が決算を受け時間外で上昇。予想を上回る第2四半期の1株利益の見通しを示したほか、通期の1株利益の見通しも上方修正した。 クラウドによる給与計算など統合基幹業務システムを手掛けるワークデイ<WDAY>が決算を受け時間外で大幅安。通期のサブスクの売上高見通しを下方修正したことが嫌気されている模様。 (NY時間09:13)(日本時間22:13)時間外 ワークデイ<WDAY> 233.80(-27.10 -10.39%) ロス・ストアーズ<ROST> 143.10(+11.24 +8.52%) デッカーズ<DECK> 1025.50(+120.85 +13.36%) アップル<AAPL> 188.28(+1.40 +0.75%) マイクロソフト<MSFT> 427.85(+0.85 +0.20%) アマゾン<AMZN> 181.59(+0.54 +0.30%) アルファベット<GOOG> 175.66(+0.60 +0.34%) テスラ<TSLA> 174.34(+0.60 +0.35%) メタ<META> 467.54(+1.76 +0.38%) エヌビディア<NVDA> 1045.83(+7.84 +0.76%) AMD<AMD> 161.81(+1.38 +0.86%) イーライリリー<LLY> 813.00(+4.55 +0.56%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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