−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 プラチナ (24/ 7) 1071.9 1071.9 1043.2 1047.9 - 18.9 (24/10) 1079.6 1083.7 1056.1 1060.9 - 18.3 パラジウム (24/ 6) 985.50 986.50 948.50 964.00 - 13.60 (24/ 9) 996.00 997.50 960.50 976.40 - 11.50 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) プラチナ 25,532 41,153 93,588 (+ 206) パラジウム 10,300 18,719 23,592 (- 984) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 38,441.54 - 411.32 前日 157.18/20 1.0856/58 ・ナスダック 16,920.58 - 99.30 本日 157.63/65 1.0800/02 ・10年米国債利回り 4.62 + 0.08 ・NY原油 (24/ 7) 79.23 - 0.60 ・SPDR保有金残高 832.21 0.00 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− プラチナ系貴金属(PGM)は反落。前日比は、プラチナが19.0〜15.9ドル 安、中心限月の7月限が18.9ドル安、パラジウムが18.60〜11.50ドル 安、中心限月の9月限は11.50ドル安。 プラチナ7月限は反落。時間外取引では、米国債の利回り上昇や金軟調を受けて売り 優勢となった。欧州時間に入ると、下げ幅を拡大した。日中取引では、金軟調やドル高 を受けて売り優勢となった。 パラジウム9月限はドル高や他の貴金属の軟調を受けて売り優勢となった。 プラチナ7月限は時間外取引を1056.3〜1071.9ドルのレンジで推移し、 前日比9.0ドル安の1057.8ドルとなった。7月限は高寄りしたのち、米国債の 利回り上昇や金軟調を受けて売り優勢となった。欧州時間に入ると、下げ幅を拡大し た。 日中取引では、金軟調につれ安となり、1043.2ドルまで下落した。売り一巡後 は押し目を買われたが、ドル高を受けて1052.9ドルで戻りを売られた。 米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁が前日、米金融当局の政策スタンスは景気抑制 的だが、追加利上げの可能性を完全に排除したわけではないとの考えを示し、米国債の 利回りが上昇した。また5月の独消費者物価指数(CPI)速報値が予想以上に上昇 し、ドイツの国債利回りが6カ月ぶりの高水準となった。金が軟調に推移し、プラチナ の圧迫要因になった。 パラジウム9月限は、時間外取引を970.00〜997.50ドルのレンジで推 移し、前日比15.90ドル安の972.00ドルとなった。9月限は高寄りしたの ち、米国債の利回り上昇や他の貴金属の軟調を受けて売り優勢となった。欧州時間に入 ると、下げ幅を拡大した。 日中取引は、他の貴金属の軟調を受けて960.50ドルまで下落した。その後は、 買い戻されて下げ一服となり、978.50ドルまで戻した。 28日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比変わらずの19万7421 オンス、パラジウムは同変わらずの5万1464オンス。 今日の材料 ・5月の独消費者物価指数(CPI)速報値は欧州連合(EU)基準(HICP)で前 年同月比2.8%上昇し、伸び率は4月の2.4%を上回った。市場予想は2.7%上 昇だった。 ・世界保健機関(WHO)のパレスチナ自治区ガザ・ヨルダン川西岸代表を務めるリチ ャード・ピーパーコーン氏は、イスラエルがガザ南部ラファに全面侵攻すれば、同市最 後の病院が機能停止に陥り、多数の死者が出るだろうと述べた。 ・イスラエルのツァヒ・ハネグビ国家安全保障顧問は、パレスチナ自治区ガザでの戦闘 は少なくとも年内は続くとの見通しを示し、イスラム組織ハマスが要求している戦争終 結に合意する用意がイスラエル側にはないことを示唆した。 ・4月のユーロ圏の企業・家計向け融資は引き続き鈍い伸びとなった。高金利を背景に 銀行と借り手が共に消極的だった。企業向け融資は前年同月比0.3%増加した。3月 は0.4%増だった。 ・米地区連銀経済報告(ベージュブック)で、経済活動は4月初旬から5月中旬にかけ て拡大を続けたとの認識を示した。ただ、業界や地域によって状況はまちまちになって いるとの見方を示した。 MINKABU PRESS
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。