プラチナ午前=プラチナは反落、NY安と円安一服で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反落。プラチナはニューヨーク安を受け
て売り優勢で始まった。その後は、円安一服を受けて軟調となった。パラジウムの商い
は成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが126〜107円安、プラチナミニ
が114.0〜113.0円安、プラチナスポットが92円安、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが9148枚、プラチナミニが626枚、
プラチナスポットが3638枚、パラジウムが0枚。
【プラチナはドル高や金軟調が圧迫】
 プラチナはドル高や金軟調が圧迫要因になった。米金融当局者の利下げに慎重な発言
や低調な入札を受けて米国債の利回りが上昇し、ドル高に振れた。独消費者物価指数
(CPI)速報値が予想以上に上昇したこともプラチナの下げ要因である。今後発表さ
れる経済指標を確認したい。
 プラチナ先限は夜間取引で5252円まで下落した。ニューヨーク安が圧迫要因にな
った。円相場は1ドル=157円台後半で円安が一服した。株価急落でリスク回避の動
きとなった。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。朝方の1038.93ドルから、ドル高が一
服したが、戻りを売られて軟調となった。
 午前11時現在、プラチナは1031.10ドル、パラジウムが952.08ドルで
推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1058.70ドル、パラジウムが
974.57ドル。
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