[今夜の視点]シカゴ大豆=ひとまず売られやすくなるか

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引はもみ合い。直近はやや軟化しており、7月限は1212セン
ト辺りで推移。チャートはダブルトップを形成する反落基調となっており、目先はネッ
クラインの1203.50セントを維持できるかどうかが焦点となる。
 米国産の生育進度が順調なことや、南米産もひとまずブラジル産地南部の洪水被害に
対する新たなニュースが出てこないことで、ひとまず売られやすくなりそうな地合い
だ。
 前日のシカゴは期近から大幅続落。米国産の生育進度が平年を上回るペースで進展し
ていることに加えて、大豆粕の一大輸出国であるアルゼンチン産の供給懸念の後退で大
豆粕がさらに期近から大幅続落となったことに圧迫された。またチャート悪化で下げ幅
が大きくなった。
 7月限は1212.50セントまで急落した後、引けも1214.00セントとあま
り戻さなかった。

<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】 18:00 雇用統計 2024年4月(EUROSTAT)
◆ アメリカ ◆
【経済】 21:30 国内総生産 2024年1-3月期改定値(商務省)
【経済】 21:30 卸売在庫 2024年4月速報値(商務省)
【経済】 21:30 新規失業保険申請件数(労働省)
【経済】 23:00 中古住宅販売仮契約指数 2024年4月(全米不動産協会)
【工業】 5/31 00:00 週間石油統計(EIA)
◆ カナダ ◆
【経済】 21:30 国際収支 2024年1-3月期(カナダ統計局)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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