アジア株は上げ幅縮小、週末を前に利益確定売り広がる 中国PMI予想外の50割れでやや失望売りも 東京時間14:02現在 香港ハンセン指数 18396.07(+165.88 +0.91%) 中国上海総合指数 3099.99(+8.31 +0.27%) 台湾加権指数 21292.05(-72.43 -0.34%) 韓国総合株価指数 2647.66(+12.22 +0.46%) 豪ASX200指数 7666.30(+38.10 +0.50%) インドSENSEX30種 74108.25(+222.65 +0.30%) アジア株は総じて上昇、米金利上昇一服で買い戻されている。 香港株は反発、前日に4週間ぶり安値をつけたことから値ごろ感で幅広い銘柄に買い戻しが入っている。ただ、週末を前に利益確定の動きが広がっており、徐々に上げ幅を縮小している。JDドットコムやテンセントホールディングス、アリババ、バイドゥ、シャオミ、美団などハイテク関連が上昇。医療品やエネルギー関連、保険、公益関連も上昇している。 電気自動車(EV)メーカーの理想汽車は3.2%高。5月納車台数発表への期待が広がっているもよう。自動車メーカーの上海蔚来汽車の5月1日から26日までの保険登録件数が4月の納車台数とほぼ一緒となった。中国では通常、月末になると納車が急増するため5月の納車台数は4月を上回る可能性がある。また、欧州が中国の電気自動車に対する関税決定を欧州議会選挙後まで延期するとの報道もやや安心材料。自動車メーカーの吉利汽車控股、比亜迪 (BYD)も上昇している。 上海株は上げ幅を縮小、弱いPMI受けやや失望感が広がっている。きょう発表された中国5月の製造業PMIは予想外に縮小、好不況の分かれ目である50を割り込んだ。非製造業PMIも前回から縮小し、今年1月以来の低水準に落ち込んだ。
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