−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2024/07 1,184.00 1,189.50 1,176.00 1,179.00 - 5.50 2024/08 1,181.75 1,187.25 1,175.25 1,177.50 - 5.00 2024/09 1,160.75 1,165.75 1,153.00 1,154.50 - 7.50 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 先物 316,247 251,197 825,379 (+ 6,608) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(6月10日−6月14日) コーンベルト西部の気温は平年を下回る。雨量は平年を下回る〜平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を下回る。雨量は平年を下回る〜平年並。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は続落。終値の前日比は7.75〜5.00セント安。中心限月の7月限は前日 比5.50セント安の1179.00セント。 米産地での生育が順調であることが前日日中取引終了後の作柄報告で明らかとなった うえ、原油の軟調を受けて大豆油安が進行したため売り優勢で運ばれた。7月限はこれ までの大幅下落の後で下げ渋る動きも見せたが、終値ベースで1180セントを割り込 んだ。 7月限は1184セントで取引を開始。その後の高もみで1189.50セントの高 値に達したが、欧州からシカゴの時間帯序盤にかけて軟化し一時は1176セントの安 値まで値を落とした。安値で買い戻す動きが広がり急速に値位置を切り上げて高値に顔 合わせする場面が見られたが、すぐに売り直されて下値を探る足取りを展開し、この日 の安値圏で引けを迎えた。 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは、寒冷前線が接近するなか、ミシシッピーバレー西部で散発的な降 雨が発生。雨の合間に作付作業は進行。 4日午後より寒冷前線の影響で中西部北部からプレーンズ南東部、そしてミシシッピ ーデルタにかけての地域ではまとまった雨量を伴う降雨が発生。寒冷前線は今後、5日 から6日にかけて米東部を移動していきながら次第に勢力は弱まる見通し。この間の雨 量は25〜75ミリが見込まれる。また寒冷前線の通過に伴い五大湖周辺地域及び北東 部では気温が低下するなか冷たい風となる見通し。6日間予報に関しては、6月9〜 13日の東部の気温は平年以下〜平年並が見込まれる。一方の雨量は中西部北部では平 年以下が予想されるが、それ以外の地域では平年並〜平年を上回るだろう。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズでは寒冷前線の接近に伴い散発的な降雨が発生。モンタナ州では強風も見 込まれる。 南部では暖かななか降雨の発生は無く穀物の生育および農作業が進行。ただ南央部で は散発的な降雨または雷雨が発生。大西洋沿岸部では乾燥が目立つ一方、西部では土壌 水分が過剰な地域も見られている。 大豆製品は、大豆粕、大豆油は共に大豆の軟調な足取りに追随。大豆油は原油安も重 石となった。大豆粕期近7月限は前日比4.4ドル安の355.1ドルで終了。 今日の材料 ・米コーンベルトでは寒冷前線が接近するなか、ミシシッピーバレー西部で散発的な 降雨が発生。 ・寒冷前線の移動に伴い5日から6日に米東部では雨量25〜75ミリの降雨発生へ。 ・6月9〜13日の米東部の気温は平年以下〜平年並、一方の雨量は中西部北部では 平年以下が予想される。 MINKABU PRESS
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