アジア株 台湾株は大幅高、半導体株に買い集中 TSMCは上場来高値、自社株買いにモルスタ目標株価引き上げ 東京時間11:05現在 香港ハンセン指数 18557.48(+132.52 +0.72%) 中国上海総合指数 3073.45(+8.04 +0.26%) 台湾加権指数 21869.31(+384.43 +1.79%) 韓国総合株価指数 2689.50(休場) 豪ASX200指数 7833.40(+64.40 +0.83%) アジア株は総じて上昇、前日の米株高を好感して買い優勢で始まった。ナスダックが大幅上昇し過去最高値を更新したことが材料視されており、アジア市場ではハイテクや通信サービス関連が買われている。 香港株は反発。SMICやネットイース、バイドゥ、レノボ、テンセントホールディングス、アリババ、シャオミ、美団などハイテク関連が総じて上昇。素材やエネルギー、医療品なども軒並み上昇している。 台湾株は大幅高、史上最高値をつけている。TSMCや聯発科技など半導体を中心にハイテク関連に買いが集中している。米半導体大手エヌビディアの時価総額が3兆ドルを突破、世界2位となった。このペースで行けばマイクロソフトを抜き世界1位になる可能性もある。AIブームを背景とした世界的なハイテク株の上昇は続く見通し。 TSMCは4.6%高、上場来高値を更新。325万株の自社株買い計画を発表したことや、米モルガンスタンレーが目標株価を980台湾ドルに引き上げたことが好感されている。 上海株は反発も上値は重い、不動産支援策を好感した買いの勢いが弱まっている。製造業の成長鈍化や西側諸国との関係悪化が懸念されている。
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