プラチナ午前=プラチナは反発、NY高と円安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。プラチナはニューヨーク高と円安
を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の上げ一服や円安一服に上
値を抑えられた。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが100〜124円高、プラチナミニ
が89.5〜122.0円高、プラチナスポットが248円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが1万5603枚、プラチナミニが916
枚、プラチナスポットが5441枚、パラジウムが0枚。
【プラチナはテクニカル要因の買いが支援】
 プラチナはテクニカル要因の買いが支援要因になった。米国債の利回りが上昇し、ド
ル高に振れたが、米新築一戸建て住宅販売の減少を受けて押し目買いが入ると、買い戻
されて上値を伸ばした。ただ上海プラチナの出来高減少やプラチナETF(上場投信)
からの投資資金流出が上値を抑える要因である。
 プラチナ先限は夜間取引で5268円まで上昇した。ニューヨーク高と円安が支援要
因になった。円相場は1ドル=160円台後半で円安が一服した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、上げ一服。朝方の1013.86ドルから1014
ドル台まで上昇したのち、上げ一服となった。
 午前11時現在、プラチナは1011.01ドル、パラジウムが915.00ドルで
推移。前営業日の大引け時点はプラチナが990.95ドル、パラジウムが
938.97ドル。
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