シカゴ大豆の夜間取引はもみ合い。11月限は1098.75セントまで下落して一 代安値を小幅に更新したが、その後は同値圏まで戻している。目先は11ドルからの下 値余地がどの程度あるのかが注目される。作付面積と全米四半期在庫の発表が終わり、 7月から8月にかけては受粉〜開花の重要な時期を迎えるため、天気予報がこれまで以 上に重要になる。 チャート上、11月限はまだ底入れした様相はないため、引き続き下値不安は残る が、それも産地の天気予報次第の値動きとなる可能性がある。 今夜は場中の週間輸出検証高、引け後の作柄、生育進度、土壌水分報告に注目した い。 28日のシカゴは小幅に期近安の期先高。米国産の作付面積が3月末の作付意向面積 や事前予想平均を下回り強気な内容だった一方、全米四半期在庫は弱気な内容だったこ とで強弱感が相殺された。 11月限は1100.00セントまでちょうどまで一代安値を更新したが、それを割 り込まずに引けは1104.00セントだった。 <今夜の予定> ◆ ユーロ圏 ◆ 【経済】 17:00 製造業購買担当者景況指数 2024年6月確報(Markit) ◆ ドイツ ◆ 【経済】 21:00 消費者物価指数 2024年6月速報(連邦統計庁) ◆ イギリス ◆ 【経済】 17:30 マネーサプライ 2024年5月(BOE) ◆ アメリカ ◆ 【経済】 23:00 建設支出 2024年5月(商務省) 【経済】 23:00 製造業景況指数 2024年6月(ISM) 【農産】 7/2 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA) 【農産】 7/2 05:00 週間穀物生育進度・作況状況(USDA) MINKABU PRESS *予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。 *海外の発表時間は日本時間で表示してあります。
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