プラチナ市況=プラチナは続落、戻り鈍く軟調地合い払拭できず

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/08          2025/06    ドル建て現物価格 15:15 現在
金         12,116   +103    12,140  + 83  : 2,330.73    +6.46
銀          151.0    0.0     153.1   0.0  : 2,937.00   +25.00
プラチナ     5,084    -29     5,105  - 45  :   980.30   -12.30
パラジウム   5,100   +300     5,100  +300  :   980.70   - 1.01
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      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    161.68   +0.73  ユーロ・ドル相場   1.0731  -0.0037
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続落。プラチナはニューヨーク安を受け
て売り優勢で始まった。その後は、円安となったが、ドル建て現物相場の軟調に上値を
抑えられた。ただ金堅調が下支えながら先限は正午過ぎに40円超の上昇。午後の取引
は円のジリ安、金堅調から下値は堅い動きながら、戻りは鈍く軟調地合いは払しょくで
きず。
パラジウムの商いは成立しなかった。帳入値は300円高。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが45〜15円安、プラチナスポットが19
円安、パラジウムが300円高。
 推定出来高は、プラチナが1万3505枚、プラチナミニが990枚、プラチナスポ
ットが3802枚、パラジウムが0枚。
【プラチナ先限、25年7月限の発会値に接近後に下値切り上げ】
 プラチナ先限は夜間取引で5072円の安値をつけた。先月26日に発会した25年
7月限の発会値5066円に接近する下落となった。金が堅調に推移、円安が1ドル=
161円台後半にジリ安に軟化に支援され、下値を切り上げ、5100円台に戻した。
ただし戻りは鈍く、日足は3日連続の陰線引け。
 6月後半からニューヨークプラチナ市場で投機筋が買い姿勢を強めたが、今回も中心
限月の期近10月限は今回も1000ドル定着できず。早期に100ドル台を回復でき
るかに注目。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、もみ合い。朝方の980.15ドルから、手じまい
売りなどが出て軟調となったが、975ドル台で押し目を買われた。午後になり980
ドル台に反発している。
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