プラチナ市況=プラチナが反発、円安と金の反転で上げ幅拡大

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/08          2025/06    ドル建て現物価格 15:15 現在
金         12,136   + 20    12,175  + 35  : 2,334.79    +4.06
銀          151.0    0.0     153.1   0.0  : 2,971.00   +34.00
プラチナ     5,165    +81     5,180  + 75  :   995.86   +15.56
パラジウム   5,100     0     5,100     0  : 1,013.04   +32.34
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      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    161.87   +0.19  ユーロ・ドル相場   1.0738  +0.0007
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。プラチナはニューヨーク高を受け
て買い優勢で始まった。その後は、円高が一服したが、ドル建て現物相場の上げ一服に
上値を抑えられたが、先限は正午前に57円高で堅調に推移。午後は1ドル=161円
台後半の円安、金の反転に支援され、上げ幅を拡大し、75円高で引けた。
 パラジウムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが63〜90円高、プラチナスポットが57
円高、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが1万3211枚、プラチナミニが899枚、プラチナスポ
ットが4327枚、パラジウムが0枚。
【プラチナ先限は堅調に推移も上値が切り下がるチャート】
 プラチナ先限は夜間取引で5202円まで反発。夜間取引から日中取引は上げ幅を縮
小したが、5150円が支持線となり、堅調に推移した。ただし上値が切り下がったチ
ャート。強気のチャートになるには、今月1日の高値5245円を上抜く必要がある。
 アジア時間のドル建て現物相場が朝方、1000ドル台に乗せていたが、中国の株式
市場の取引が始まる午前10時頃から1000ドル割れとなったことが気掛かり。半
面、金先限が上場来高値を意識する値位置まで上昇しているのと比べ、割安感あり。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。朝方の1001.02ドルから、戻りを売ら
れて軟調となった。午前、午後とも993ドル水準で買い拾われ、午後4時前に998
ドル台まで上昇。
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