プラチナ市況=続伸、現物相場が1000ドル台維持で堅調

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/08          2025/06    ドル建て現物価格 15:15 現在
金         12,230   + 94    12,250  + 75  : 2,355.36   +20.57
銀          155.0   +4.0     158.4  +5.3  : 3,026.00   +55.00
プラチナ     5,213    +48     5,215  + 35  : 1,004.50   + 8.64
パラジウム   5,300   +200     5,300  +200  : 1,021,71   + 8.67
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      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    161.40   -0.47  ユーロ・ドル相場   1.0785  +0.0047
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続伸。プラチナはニューヨーク高を受け
て買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の上昇を受けて堅調となり、先限
は正午前に40円超の上昇で推移。午後になって幾分、上げ幅を縮小したが、現物相場
が1000ドル台維持で推移から堅調に引けた。
 パラジウムの商いは成立しなかった。帳入値は200円高。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが22〜60円高、プラチナスポットが72
円高、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが1万0421枚、プラチナミニが1060枚、プラチナス
ポットが2313枚、パラジウムが0枚。
【プラチナ先限のRSIが60台乗せ、1000ドル台維持できるかに注目】
 プラチナ先限は夜間取引の序盤に5163円まで反落。夜間取引の前半で切り返し、
夜間取引の中盤には5236円まで上昇し、3日ぶりの高値をつけた。1日の高値
5245円を上抜いておらず、まだ上値が切り下がったチャートではあるが、14日間
の相対力(RSI)は60台に乗せ、強気感が拡大した。
 アジア時間にドル建て現物相場が上昇し、1000ドル台に乗せた。ここ数ヶ月、幾
度か1000ドル乗せを達成しているが、1000ドル台定着には至っていない。5日
から来週にかけて1000ドル台を維持できるかに注目。まずは明晩発表の6月の米雇
用統計の発表を上手く通過できるかに注目。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の999.84ドルから、押し目を買わ
れて堅調となり、午前11過ぎに1000ドル超えとなった。午後になり、1006ド
ル台まで上昇し、午後2時以降は1005ドルを挟んで推移。
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