−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2024/07 1172.25 1191.50 1172.25 1188.50 +12.00 2024/09 1118.00 1129.25 1110.00 1126.00 + 8.50 2024/11 1120.00 1133.75 1114.00 1129.75 + 8.25 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 未入電 207,630 796,878 (+ 10,801) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(6月27日までの週) 大 豆:37万8700トン(事前予想レンジ:25万〜75万トン) 大豆粕:50万1500トン(事前予想レンジ:10万〜85万トン) 大豆油: 1万6500トン(事前予想レンジ:5000〜2万5000トン) *米気象庁発表の6−10日予報(7月11日−7月15日) コーンベルト西部の気温は平年並み〜上回る。雨量は平年を下回る。 コーンベルト東部の気温は平年並み〜上回る。雨量は平年並み。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は続伸。終値の前営業日比は6.50〜12.00セント高。中心限月の11月 限は8.25セント高の1129.75セント。 週間輸出成約高は37万トン台と引き続き低調だったものの、祝日前の戻り地合いを 継続する展開。小麦の急伸でシカゴ穀物全体に堅調地合いを維持した。コーンベルトで は北部中心に雨勝ちの天気となっているが、南部の一部で土壌水分不足懸念が出ている ことも支援材料。納会月に入っている7月当限が踏み上げ相場の様相となり、逆ザヤ (期近高の期先安)化していることもセンチメントを強気に傾けた。 11月限は米国の時間帯から取引が再開されて高値は1133.75セントまであっ た。引けは1129.75セントと1130セントの節目をわずかに下回った。 米農務省(USDA)が発表した6月27日までの大豆週間純輸出成約高は37万 8700トンと、前週の38万4700トンをやや下回った。今年度の累計純輸出成約 高は4478万8800トンで前年度同期の5246万5000トンを約15%下回っ ている。 *米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは、寒冷前線により五大湖地域北部からオハイオ川流域南部にかけて の地域で降雨や雷雨が発生している。これにより気温が低めとなり、コーンベルト北部 では5日の最高気温が27℃を下回るだろう。一方、コーンベルト南部では高めの気温 で湿度が高くなり、コーンや大豆の生育には適したもののとなろう。ただ一部で土壌ス 分が不足しているところがある。 ハリケーン「ベリル」は5日早朝メキシコのチュルム付近に上陸した。今後ユカタン 半島を横断するため、熱帯性低気圧に勢力が弱まる見込み。しかしメキシコ湾に抜ける と再び勢力を強めて、7日夜から8日にかけて、メキシコ北東部かテキサス州沿岸に再 上陸する見込み。これによりテキサス州南部やその周辺では雨量が100〜200ミリ に達するだろう。一方、プレーンズから米国東海岸にかけても寒冷前線により不安定な 天気が見込まれる。米国南東部、プレーンズ中部、コーンベルト北部、米国北東部など 広範な地域で25〜75ミリの雨量が見込まれる。 6〜10日間予報に関しては、7月10〜14日にかけて、ほぼ全米で平年を上回る 気温となるが、プレーンズ南部とミシシッピ川中流域は例外的に平年並み〜下回る気温 となろう。一方、雨量は米国南部や東部では平年を上回る雨量となるが、太平洋岸北西 部〜コーンベルト北部にかけては平年を下回る雨量となりそうだ。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約) 米プレーンズでは、テキサス州の南半分の地域を除き、平年を下回る気温となってい る。プレーンズ北部では5日の最高気温が27℃を下回るだろう。北部では降雨は止 み、降雨地域はオクラホマ州やテキサス州北部へ南下している。る。 米国南部では、高めの気温で湿度も高くなっているが、バージニア州の一部や南北キ ャロライナ州の一部では5日の最高気温が38℃を超えそうだ。 一方米国南部では雷雨が発生している。 大豆製品は、大豆油、大豆粕ともに続伸。大豆高に支援されたが、とくに大豆粕は納 会月に入っている7月当限が踏み上げで急騰したことで期近から上げ幅が大きくなっ た。大豆粕の期近12月限は前日比3.30ドル高の332.50ドル。 今日の材料 ・コーンベルト北部では寒冷前線により降雨や雷雨が発生し低めの気温。 ・コーンベルト南部では高めの気温で湿度が高く、コーンや大豆の生育に適した天気。 ただ一部で土壌ス分が不足しているところがある。 ・来週もハリケーン「ベリル」の上陸や寒冷前線により広範な地域で降雨が発生。 MINKABU PRESS
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