プラチナ市況=プラチナは反発、金の上げ幅拡大や現物高でジリ高

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/08          2025/06    ドル建て現物価格 15:15 現在
金         12,362    +65    12,415   +93  : 2,380.88   +13.37
銀          158.0    0.0     163.0  +1.0  : 3,101.00   +30.00
プラチナ     5,156    +27     5,190  + 60  :   994.30   +12.10
パラジウム   5,300      0     5,300     0  :   995.64   +17.45
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      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    161.72   +0.26  ユーロ・ドル相場   1.0836  +0.0021
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【市況】
 プラチナが反発。プラチナはニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後
は、円高一服を受けて堅調となり、先限は正午前に58円高で推移。午後になり、金が
上げ幅を拡大、現物相場が一時997ドル台に上昇からジリ高となった。引け前に上げ
幅を縮小も60円高で堅調に引けた。
 パラジウムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが27〜62円高、プラチナスポットが
40円高、パラジウムが出来ず。
 推定出来高は、プラチナが7973枚、プラチナミニが703枚、プラチナスポット
が3043枚、パラジウムが0枚。
【プラチナ先限は5200円台で戻り売りが待ち受けも堅調】
 プラチナ先限は夜間取引で5207円まで反発。5200円台では戻り売りが待ち受
け、5158円まで上げ幅を縮小した。夜間引け前に5200円をつけたが、5207
円を取り行く前に上げ幅を縮小。日中取引は5177〜5199円のレンジで堅調に推
移した。
 JPX金の高値更新が続いているが、プラチナは前日のレンジ内での取引にとどまっ
た。出来高が伸び悩み、積極的に買いが仕掛けられたとは言い難い商状だった。ドル建
て現物相場が990ドル台で戻りを抑えられていることが圧迫要因。今夜発表の6月の
米消費者物価指数(CPI)の数値を受け、現物相場が1000ドル超えがあるかに注
目。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、下値堅く推移。朝方の994.40ドルから、もみ
合いとなった。午後になり、2回、988ドルをつけるまで軟化したが、買い拾われ、
一時997ドル台に上昇。
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