プラチナ市況=プラチナは反発、期先は金が高値を離れ上げ幅を削る

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/08          2025/06    ドル建て現物価格 15:15 現在
金         12,500   +100    12,562  +135   : 2,465.06   +35.53
銀          158.0    0.0     159.2  +0.1  : 3,083.00   + 4.00
プラチナ     5,096   + 42     5,114  + 13  : 1,001.94   + 7.82
パラジウム   4,900      0     4,900     0  :   965.79   +15.03
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      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    158.01   -0.66  ユーロ・ドル相場   1.0902  +0.0018
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【市況】
 プラチナが反発。プラチナはニューヨーク市場は小幅高にとどまり、夜間取引は概ね
期先高、期近安と限月間で方向感を欠いた。日中取引は現物相場が1000ドル台前半
で堅調推移に支援され、期近も地合いを引き締めた。金先限が新高値更新の動きにも支
援され、上げ幅を拡大した。先限は正午前に44円高で推移。午後は金が高値を離れた
ことや、円高で期先が上げ幅を削る展開となり、13円高で引けた。
 パラジウムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが13〜47円高、プラチナスポットが61
円高、パラジウムが全限月が変わらず。
 推定出来高は、プラチナが1万2058枚、プラチナミニが930枚、プラチナスポ
ットが2922枚、パラジウムが0枚。
【プラチナ先限は上値が切り下がるチャート、現物相場が1000ドル定着かに注目】
 プラチナ先限は5154円まで上昇。前日の高値5174円に届かず、まだ上値が切
り下がっている。ただ25日移動平均線(5083円)は緩やかな上向き状態。当面は
金、銀、銅など他貴金属、非鉄相場の影響を受けやすい展開か。現物相場が1000ド
ル台で定着できるかに注目。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、上昇。ニューヨーク市場の引け後から買い優勢とな
り、1000ドル台を回復。日本時間の午前8時前に1005ドル台まで上昇。いった
上げ幅を削る動きとなったが、1000ドル割れはすかさず買い拾われ、1002〜
1006ドル台のレンジ取引で堅調に推移。午後3時過ぎに再度、1000ドル割れが
あったが、1002ドル台に戻した。
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