プラチナ市況=プラチナが反落、戻り売り圧力強く軟調に推移

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/08          2025/06    ドル建て現物価格 15:15 現在
金         12,377   -123    12,422  -140   : 2,465.99   + 0.93
銀          155.0   -3.0     156.0  -3.2  : 3,038.00   -45.00
プラチナ     5,002   - 94     5,048  - 66  :   999.92   - 2.02
パラジウム   4,900      0     4,900     0  :   956.27   - 9.52
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      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    156.10   -1.91  ユーロ・ドル相場   1.0934  +0.0032
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【市況】
 プラチナが反落。プラチナはニューヨーク安と円高を受けて売り優勢で始まった。そ
の後は軟調に推移し、先限は正午前に65円安で推移。午後になり一時、下値を切り上
げたが、戻り売り圧力が強く、軟調に推移し、66円安で引けた。
 パラジウムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが102〜66円安、プラチナスポットが
117円安、パラジウムが全限月が変わらず。
 推定出来高は、プラチナが1万5935枚、プラチナミニが1397枚、プラチナス
ポットが2975枚、パラジウムが0枚。
【プラチナ先限は5070円で戻りを抑えられる】
 プラチナ先限は日中取引の序盤に5021円まで軟化。しかし5000円の節目が支
持線となり、下値の堅さを示した。金の下げ幅を縮小と歩調を合わせ、下値を切り上げ
たが、5070円で戻りを抑えられ、終盤に5045円までジリ安。
 アジア時間にプラチナのドル建て現物価格が1000ドル台を回復したことは支援材
料として評価できる。上海総合指数は売り優勢で推移後に小高くなっていることはプラ
チナ相場にとり追い風。ただ中国の景気先行き不安は払しょくできず。まだ1000ド
ル台から一段高となるシナリオが見えてこない。しばらく金、銀、銅など非鉄市場を眺
めながらの展開か。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、緩やかに上昇。朝方の997.63ドルから、もみ
合いで推移後、正午過ぎに1000ドル乗せ。995ドル台に反落後、買い拾われ、
1000ドルを挟んでもみあいから1005ドル台を回復。
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