プラチナ午前=プラチナが続落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続落。プラチナはニューヨーク安を受け
て売り優勢で始まった。その後はドル建て現物相場の下落を受けて軟調となった。パラ
ジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時4分現在の前営業日比は、プラチナが136〜120円安、プラチナミニ
が138.5〜42.0円安、プラチナスポットが6円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時4分現在の出来高は、プラチナが1万5327枚、プラチナミニが
1165枚、プラチナスポットが3486枚、パラジウムが0枚。
【プラチナはドル高や米国債の利回り上昇が圧迫】
 プラチナはドル高や米国債の利回り上昇が圧迫要因になった。欧州中央銀行(EC
B)理事会で金利据え置きが決定された。7月のフィラデルフィア地区連銀製造業業況
指数は13.9と6月の1.3から上昇した。
 中国共産党の第20期中央委員会第3回全体会議(3中全会)で、国内産業を現代化
し、内需拡大や債務・不動産リスクの抑制を図るほか、金融・財政改革も推進する方針
を表明した。アナリストによると、今回の結果は、政策決定や中国が追求する経済成長
モデルの転換ではなく、継続性を示していると指摘した。
 プラチナ先限は4905円まで下落した。ニューヨーク安とドル建て現物相場の下落
が圧迫要因になった。円相場は1ドル=157円台前半の円安に振れた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。朝方の970.51ドルから、手じまい売り
などが出て軟調となった。
 午前11時現在、プラチナは965.00ドル、パラジウムが927.16ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが999.92ドル、パラジウムが956.27
ドル。
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