プラチナ市況=プラチナが続落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/08          2025/06    ドル建て現物価格 15:15 現在
金         12,261   -116    12,308  -114  : 2,416.34   -49.65
銀          152.0   -3.0     152.0  -4.0  : 2,935.00  -103.00
プラチナ     4,892   -110     4,925  -123  :   963.60   -36.32
パラジウム   4,700   -200     4,700  -200  :   925.94   -30.33
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      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    157.80   +1.70  ユーロ・ドル相場   1.0885  -0.0049
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【市況】
 プラチナが反落。プラチナが続落。プラチナはニューヨーク安を受けて売り優勢で始
まったのち、ドル建て現物相場の下落を受けて軟調となった。午後に入ると、下げ一服
となったが、戻りは売られた。パラジウムの商いは成立せず、帳入値で下落した。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが131〜110円安、プラチナスポットが
120円安、パラジウムが200円安。
 推定出来高は、プラチナが1万8462枚、プラチナミニが1317枚、プラチナス
ポットが4856枚、パラジウムが0枚。
【プラチナはドル高や米国債の利回り上昇が圧迫】
 プラチナ先限は4905円まで下落した。ニューヨーク安とドル建て現物相場の下落
が圧迫要因になった。円相場は1ドル=157円台後半の円安に振れた。
 プラチナはドル高や米国債の利回り上昇が圧迫要因になった。ラガルド欧州中央銀
行(ECB)総裁が9月の理事会についてワイドオープン(何も決まっていない)と
し、ユーロ安に振れた。また7月のフィラデルフィア地区連銀製造業業況指数が4月以
来の高水準となった。一方、中国共産党の第20期中央委員会第3回全体会議(3中全
会)で示された方針は、経済モデルの転換ではないとみられており、厳しい状況が続く
ことになりそうだ。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。朝方の970.51ドルから、手じまい売り
などが出て軟調となり、959ドル台まで下落した。午後に入ると、下げ一服となっ
た。
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