前週は76〜79ドル水準で上値の重い展開になった。引き続き中国経済の減速懸念 が強く、上値を圧迫されている。米原油在庫の減少傾向が続くなど足元の需給バランス は引き締まっているが、それ以上に中国の需要不安が重視されている。また、イスラエ ルとハマスの停戦期待もネガティブ。地政学リスクの緩和期待から投資家のリスク選好 性が高まりづらい環境になっており、6月10日以来の安値を更新した。 今週も上値の重い展開が続きやすい。国際原油需給は引き締まっており、季節要因か ら米原油在庫も取り崩しが進みやすい。ただし、マーケットの関心は中国経済の減速に シフトしており、7月31日と8月1日に発表される中国製造業PMIが低調な数値に なると、上値を圧迫されやすい。また、中東情勢に対する関心も高く、イスラエルとハ マスの停戦合意が実現に向かうと、ファンドの投げ売りが膨らむ可能性もある。 予想レンジは74.00〜79.00ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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