金・銀午前=金が反落、円再上昇で下げ幅を拡大

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 金は反落。円高を受けて売り優勢で始まった。その後は、円高一服感やドル建て現物
相場の堅調な値動きにもかかわらず、前日の急伸や米消費者物価指数(CPI)の発表
待ちのなか戻りを抑えられ、円の再上昇で徐々に下げ幅を拡大している。
 銀は商い成立せず。
 午前11時11分現在の前営業日比は、金標準が80〜12円安、金ミニが80.0
〜3.5円安、ゴールドスポットが113円高。
 午前11時11分現在の出来高は、金が1万3257枚、金ミニが4211枚、ゴー
ルドスポットが2416枚。
【米PPIはディスインフレ継続を示す】
 米労働省発表の7月卸売物価指数(PPI)の前月比は前月に記録した+0.2%を
下回る+0.1%の伸びにとどまった。また、前年比も事前予想の+2.7%に対し
+2.2%にとどまっており、ディスインフレ傾向が継続している様子を示した。特に
注目されるのがサービス価格の低下で、今回の発表では2023年3月以来の大幅な
下げ幅となる−0.2%を記録。サービス部門が注目されるのは、賃金がその構成要素
を占める傾向が高いため、米国の雇用情勢の状況を示唆すると見られるからだ。注目の
7月米消費者物価指数(CPI)においてもサービス部門の成長率の鈍化が確認できれ
ば、9月利下げ着手と大幅な利下げ観測が強まるり金市場にとっては価格押し上げ要因
になってくる可能性がある。
 金先限は夜間取引で1万1647円まで下落した。円高傾向が圧迫要因になった。日
中取引では1万1715円まで上昇したが、ここで上げ一服となりその後は反落に転じ
た。日中取引では1万1623円まで下落。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は、上昇。きのうの海外市場では、米国債の利回り低下、ドル
安から買い優勢も買い一巡後は上げ幅を削った。アジア市場では、日本時間の午前9時
に2463ドルに軟化したが、買い拾われ、早々に反発となり、10時半に2472.
22ドルまで上昇した。その後、高値を離れた。
 午前11時現在、2465.23ドルで推移。銀は2778セントで推移。前営業日
の大引け時点は金が2461.27ドル、銀が2764セント。

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